takes him the will to give his master                                  giveから主体へ

吾輩は猫である。主人の名前はまだない。

« Voylà, sire, un lapin de garenne que monsieur le marquis de Carabas (c’estoit le nom qu’il lui prit en gré de donner à son maistre) m’a chargé de vous presenter de sa part.

— Dis à ton maistre, répondit le roy, que je le remercie et qu’il me fait plaisir. »

こちらに野兎がございますのでどうかお収めください。カラバ侯爵閣下(これは猫が自分の思い通りに主人に与えた名です。)が陛下へのご挨拶方々わたくしめに持たせたのでございます。
―(省略)

Histoires ou Contes du temps passé (1697)/Le Maistre Chat - Wikisource

シャルル・ペロー(1628年1月12日 - 1703年5月16日)
『古典文学よりも現代文学の方がすぐれている』
シャルル・ペロー - Wikipedia
古今論争☞啓蒙時代 - Wikipediaアカデミー・フランセーズ - Wikipedia

👇試し読みしてから、辞典をググりググり翻訳してみたら、ほとんどオリジナルになった(けれど、最初に全体の意味を掴むのに役に立った)
中世フランス語の語順なのか、フランス語ってこういうものなのか、不思議な感じがするが、矢鱈格好良い表現だ。
「カラバ侯爵」は「越前守」のような形骸化された、名誉的な位階名なのか。寄生地主だったのか。この時代はどうだったのだろう。フィクションとは言え。
ちなみに、「越前守」なら、呼び名としても使われていたので、「呼び名」としようと思ったが、そうすると、「ドン・キホーテ・デラ・マンチャ」になりかねないので、シンプルに「名」にとどめた。「姓」とも違うような気がするし。
ちなみに、「名前」の「前」は、もともと「整える」であったことから、「正式な(名)」「完全な(名)」「本当の(名)」を意味するらしい(名前 - Wikipedia)。
嘘から出た真のいまだ嘘の方だから、「名前」とも言い難かった。
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長靴をはいた猫 (河出文庫)

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furansu-go.com👇それが時代が下って?、絵本になると、「僕(猫)」の独白に成る。
いつの時代だろうか。ameblo.jp

フランス人は一体いつから庶民でも名前を付けるようになったか
ココ・シャネルの出生登録(家族登録)が残っている。どこまで遡れるのだったか、今ちょっと、手元にない。

 

markovproperty.hatenadiary.com👇giveの意味論

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