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①
you tubeをうろついていたら、リアルな戦争描写の映画をまとめた番組があったので見ると、『硫黄島からの手紙』が挙げられていたんだよね。
どうだろう。『硫黄島からの手紙』への手放しの称賛をみるたびに、少し気恥ずかしい思いをするのは自分だけだろうか?
自分も映画館で観たが、出ている役者の顔ぶれも演技も申し分ないし、脚本もよくできている。でも、これは、講談だ。リアルさは調味料に過ぎない。非常に面白い映画であって、娯楽作品だ。
『父親たちの星条旗』は違う。詰まらない。しかし、戦争の一面の現実を伝えている。とは言え、よくある「アメリカ人の反省」である。『硫黄島からの手紙』は敗者の負け惜しみであり、『父親たちの星条旗』は勝者の寓話である。どちらにもエゴイズムが見られるし、そういった意味でも、どちらも興味深い。つまり、戦争を「どう捉えたがっているのか」が見えて、面白い。
➁
黒人暴動。かつて山本は『日本人とユダヤ人』で「真面目」に仕事に励む略奪者のことを指摘した。モダニズムとは属性をガラガラポンする都市化のことであり、学校がそのための装置(産業)であるが、社会資本に支えられている。簡単に言うと、彼等を「都市民」にするにはカネがかかるという話であるが、それが「教育」であり「雇用」であるので、それが枯渇するときがモダニズムの限度であって、彼等は「真面目」に旧来の「仕事」に励むらしい。問題は、アメリカ人が宗派的に『ナンバーズ』を好むことだ。あまりにラッキーに依存しているのだが、貧困層が脱貧困層を手っ取り早く収奪するとしたら、スラムの福祉が拡大しているのに過ぎない。つまり、隣接階層の所得の平均値を限度として収奪行動が概ね決まるのではないか、と嫌な予感が走るのである。
ほかにもいろいろあったが、環境変化についてゆけず、疲れてしまって。
あぁ、そうか。イノベーション
③
週刊誌の喚起した、もう何十年も前の話に成るが、産婦人科(医療事故)訴訟が、弁護士会と医師会を法務省を介して繋げて、例年の連絡会議の発足に至ったとしたら、今必要なのは、果たして、経済学者と医師会を厚労省乃至経産省を介して繋げて、諮問会議に位置づけることだろうか。そのためには憲法を改正して「緊急事態条項」を設けたほうがよいと思うのは、前者が、つまりは憲法上の国民の権利に根差しているからである。ただ、経済学者や応用数学者よりも、理論数学者の方を文科省を介してのほうがよいように思う。というのは、今回の問題は、オペレーション上に関してではなく、それはよく「走っている」が、(メタ)アナリシス上に関してのアイデア不足だからである。抽象的でよく、抽象的なほうが良い。数学を得意とする医療従事者も少なくないようだが、そこで"まずは"求められる数学のアイデアはそのようなことではないように疑問に思う。応用的な知識はその次ではないだろうか。
自分には判断突きかねるが、👇のように、きちんと数学者の指導を受けて、理論数学に関する論文を書く人も居る。
時間と空間の原理―新八元数と相対性理論 (日本語) 単行本 – 2012/9/1
後藤博茂 (著)著者のホームページhttp://gotoclinic.org/policy.htmlで本の全文を読むことが出来ます. 英語版はhttp://gotoclinic.org/space-time.pdfで公開しています. 著者へのご質問はgotoclinic@able.ocn.ne.jp で受け付けています. 複素数を4次元に拡張した ハミルトンの四元数を曲がった4次元時空の数学に作り変え, 新八元数と名付けた. この新八元数を使えば, 光や時計と物差しの例えを使わずに数学だけでローレンツ変換の式を求めることができる. また, 新八元数はグレイブズの八元数とは異なり, 4種類の実数と4種類の虚数で構成されるので, この宇宙には実数と虚数はそれぞれ4種類存在すると考えられる. さらに, この新八元数を使って4次元時空の構造を調べると, 宇宙は二つの4次元時空が重なった2重構造をしていることが示唆される. また, 新八元数を使った力学では, 「質量は世界線の時間成分である」を公理にすると, 特殊相対性理論の結論を矛盾なく説明できることを示した. その公理から, 我々が住む世界の質量とエネルギーは虚数であることが示唆される. さらに, 行列形式のディラックのガンマ行列と代数形式の新八元数が数学的に等価であることが示唆された. 近年, 素粒子の研究に八元数が使われているが, グレイブズの八元数は相対性理論を満たしていないので正しい結論を得ることができない可能性がある. それに対して, 新八元数は相対性理論を満たしているので曲がった宇宙と素粒子の研究に最適の数学である. 新八元数は生まれたばかりの数学なので, 数学と物理学の多くの分野で応用できる可能性がある. 真理を求める人々にとって, この本は宝の山である.
③
まだ馬鹿げたことを言ってるのがいるが、『表現の不自由展』は、行政判断として「留保」すべき争点を残しているので、実施に「まった」をかけるのは「常識的」ですよ。
公共管理者としてその程度の裁量余地はある。
なにが、「司法試験」だ。いい加減にしろ。
そういう一方的なことばっかり言っているから「社会分断」が助長されるんじゃないですかね。アメリカを笑えない。