秋本殿にうかがってみたい

ちなみに、秋本殿は、士官学校出などめったに来ない「僻地戦場」である大陸において、指定感染症であるA型パラチフスの感染を軍医殿に宣告されましたが、野戦病院で、ひと月おかゆ生活を我慢したのちのみそ汁の具の小さなジャガイモを箸先から取り上げられた際、誤診だったとそれとなくその看護婦長から漏らされたのであります。
それでは、39度の高熱は何だったのだろう?と不思議な気持ちになるのであります。
コロナか?

 
👇小学校5年生の「国語」の教科書はこれでイケるんじゃねえかと思わないではない。
(もちろん、軍隊礼賛でも、戦争礼賛でもありませんよ。馬の交尾も性的な表現は無くして入っているし、元祖『Pちゃんの授業』でもあるーわざわざおかしな「実験」をしなくても)

与太郎戦記 (ちくま文庫)

与太郎戦記 (ちくま文庫)

 

 

どうも、日本人は、中国発の風土病には強いんじゃないかと疑っていて※、確か

〇それが大陸進出を促した

〇一方、アメーバ性の赤痢や疫痢に日本人は弱く、大陸人はめっぽう強い
赤痢には、細菌性とアメーバ性があって、疫痢は細菌性赤痢の一病型らしい。ごっちゃになるので訂正
どうもすみません。ちなみに、A型パラチフスも細菌が原因。

じゃなかったか、と思ってどこかに書いてないか探したが、今のところエビデンスはない。防衛省防衛研究所の管理する陸軍関連の図書をデジタルライブラリー化して自由に閲覧可能にしてくれたら非常に助かりますが、無理なんでしょうな。
※ヒトに限らず畜産関係はどうだったか。県レベルでの深刻な被害は聞くけれど。

脚気や梅毒は深刻な影響を与えたことで有名だけれど、戦前にだって、指定感染症はあったからね。兵站って、=(イコール)飯、じゃねえぞ。餓死ばっかり言われるけれど。

 

 

 


これも余談だけれど、今の『PCR禍』は、戦前の陸軍の、「戦局打開のための、火薬を増強した銃弾の補給」を思い出すんだよね。いやそもそも装填できるのか知らんけれど、そんなもんぶっ放したら、「下賜」された三八歩兵銃は1発乃至数発で壊れる、というか、なにしろ鉄だから銃身が熱で融けるんだったかな?ーさすがにそんなことはねえか、知らんけれどー、を思い出す。現場は心得たもので、そのまま右から左に流したらしいー知らんけれどー。帝国陸軍伝統の「員数合わせ」。
なんで、事業原価で考えないのか。そうしたら、全部、「歩掛り」出すでしょうよ。要素数量だけ出す奴の言うことは、「計算屋」なら、いまいち信じられねえんじゃねえかとしか思わないんだよな。


例えば、元寇は、糞便弾で最終的には撃退したって話があって、その強烈な異臭が戦力をダウンせしめたってことで、この元祖毒ガス兵器※に直接の殺傷力はなくても、体力を奪うことで彼我の戦力という相対差に割合(〇%)で影響を与えるから、立派な戦術なんだけれど、これが威力的であるのは、煮詰めて臭度を増したからって考えると、その製作工程はどうなっていたのか気になる。作る方だって、戦力はダウンするでしょうに。このとき、糞便に残るウィルスで、ちょっと酷い風邪でも流行ったんじゃないか、と思ったが、煮詰めているからそんなことはねえか。
※唐辛子の煙を使うのが、明代の歴史書に出て来るらしいから、それよりも早い可能性がある。ペロポネソス戦争(前431-404)で亜硫酸ガスを使ったらしいから、元寇弘安の役1281年)で使用するよりだいぶ早い。

元寇」で使用された有名な兵器に「てつはう」があるけれど、火薬による榴弾だったか、むしろこれは「音」が武器だったらしく、元寇は「音」(物理)対「臭い」(化学)のいずれにしても生理的な覇権争いだった。。。それはいいとして、火薬を作るのが日本には難しかったというのがある。硝石がないからで、これが厠(とあと、墓場だったかな?wikipedia硝石)から採れることは、よくしられていたけれど、なかなか意味の在る量が採れない(逆に中国は硫黄が採れず、日本から!輸入していたらしい。元寇の「てつはう」に硫黄が使われたとしたら、やっぱりそうなのかね?)。
なにしろムカシのことであるし、いろいろと「実験」をしているうちに、糞便を煮込むことになったんじゃねえか、と妄想している。

ちなみに、堆肥利用も鎌倉時代かららしい(wikipedia日本における人糞利用

なお、秋本殿くらいの古年兵になると、馬の糞尿が乾いて手が黒光りしていても、飯を食べるくらいは平気なのであった。


https://www.y-history.net/appendix/wh0303-087.html 

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Wikipedia『武経総要』
「日本と中国」歴史の真実

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要は、何を準備するにも、何かと大変という話をですな。