語意と語用

 

 so は古英語で swā という語形だった.これに強意の副詞を加えた (e)alswā は "just so" ほどの意味で指示詞的に用いられていたが,先行詞・関係詞的用法としてはしばしばその縮約形が使われるようになった.縮約形は中英語にかけて様々な途中段階の形態を示している ( ex. alswa, alsa, alse, als, as ) .

 現代英語の as . . . as の相関構文は古英語の swā . . . swā に起源をもつが,後者から前者への移行は北部方言から徐々に始まった.ここでも,so . . . so, als . . . als, alse . . . ase, als . . . as などの様々な途中段階が例証される.中英語期には,as, so, also の間にみられる機能の分化は現代英語ほど明確ではなかったといえるだろう.LAEME の初期中英語コーパスでは,形態ではなく意味に基づいて so と as がタグ ( lexel ) 付けされているという (Laing and Lass 85) .語形は as でも機能が現代英語の so 的であれば "so" としてタグ付けされているということであり,少々ややこしい.

#693. ''as'', ''so'', ''also''

as の語源は also です そして, also の語源は all so です つまり,「全くそのとおり」が as の原義となります 端的に言いますと, A as B という表現は, A = B を示していることになるのです

英単語最強ミーム ‘as’:語源は ‘also’ ! - tsuputon's blog

現代英語の相関表現 (either) A or B は,古くは other A other B や other A or B とも言われ,さらに or A or B へと発展した.

#3005. ''or'' の語源