人間は「両目で対象を見るから立体として認識する」と誤解される方が多いのですが、実際はもっと複雑です。人間が対象との距離を認識する場合は、

  • 近いものを見る場合と遠いものを見る場合、眼球の形が異なり、これが脳に情報を与え距離を知る。
  • 両眼の視線の角度から距離を知る。
  • 近い対象からの光線は強く、遠い対象からの光は弱いことから距離を知る。
  • すでに見知っている対象の<見かけの大きさ>から遠近を知る。               

佐藤康邦教授研究から。

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