廃校していた17

 

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金沢の持つミクロストリアにおける、近代化に必須の、既存価値(権威)の相対化から対抗価値(権威)の確立を眺めた。

そうすると、近縁地出身の上杉慎吉の事業が、大陸的な観念論の応用(「独特」の革命論)で、欧米、アジアで起こった市民革命の一環にあって、世界史的な意義を持つことがわかった。

副次的に、「国語の文法」は背景を持つ特殊な事業であって、日本語で書かれた内容をりかいするには、それだけでは不十分であることもわかった。

日本の近代史における学閥史も踏まえられて、とりあえずはこれでよいと思う。
軍閥の終末を彩る服部卓四郎の方はよくわからない。不思議な人だ。