togetter.com

子どもの空間表象に関する発達的研究 : トポロジー空間と中心として : 知的発達・言語・思考 - 国立国会図書館デジタルコレクション

子どもの空間表象にかんする発達的研究

子供の手描き地図からみた知覚空間の諸類型

  1. 児童の自然な発達に於いては、平均的には、「間違える」のではないか
  2. 早熟な子(或いは、すでに類似問題で考え方と解答の仕方を指導されている児童がその指導を暗記している場合もあるが、回答の正誤だけでは区別がつかない。)が居る
  3. 発達課題に対して、全体の最適化と個別の最適化の目標に対して、適切な指導とは何を意味するか。全国学力試験は、平均値が指標となっており、指導面に焦点化されて解析される一方で、(抽出をせずに)全児童受験に関しては、それにとらわれない。児童はその反対利益の要請である—授業改善を求める権利の保持への主体的関与、というアクセスを通じて、発達課題を自ら知る。
  4. その際、「教えられていない」という指摘は間違いではないが、「理解すべきこと」はおそらくその指摘に含意されていない、指導者(=授益者)と児童(=受益者)のキャッチアップの問題が当然にある。
  5. 古典的な問題で、所謂位相空間的把握から座標空間的把握への認知の移行については、類似問題に、地図作成が挙げられる。これには
    1. 具体的である、乃至、生活に密着している
    2. 小学校1年生から6年生まで、各学年における児童の発達に応じて、継続した指導ができる
    3. これは直接関係ないが、これが「第三者機関を経由して乃至関与のもと為される」ということが鍵で、教育現場における性犯罪に対して警察、司法の関与の先行事例となるかもしれない
  6. 利点がある。