金子堅太郎の目指したことと伊藤巳代治の役割

 

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国体論への拘りは由来論乃至その拘りであると明言しているが、憲法論としていかがか、と思うトコロである一方で、「憲法の番人」枢密院議長の伊東に迫った美濃部のポピュリストぶりと「革命的」或いは「クーデタ的」(元祖)解釈改憲もいかがなものか、と思わないではない。
軍部の専横などと非難されるが、軍官僚による専横は、大学官僚による専横の二番煎じに過ぎないことはもう少し注目されてよい。元祖は美濃部である。

 

 

憲法義解 (岩波文庫)

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逐条 帝国憲法講義

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