アースは必要

 

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 前回は、インピーダンスマッチングの理解に不安を残しつつ(LINEケーブル適正のところ間違えてSPケーブルで繋ぐと、ノイズが発生する、音質が劣化することと、ハイ出しロー受けの「逆受け」をすると、高音域と低音域の限界※抵抗の違い(?いや、これは知らんけれど。高音域の出力の方が比較的抵抗を食うらしい。なぜかは知らないが、パッシブ電源(他機器電源融通)DI/アクティブ電源(自機電源)DIの選択理由にもなるらしい。)により高音域が減衰する現象は関係のあるのかどうかまだ混乱している。)、ケーブルの理解を(若干)進めた。。。ような気がしないでもない。怪しい。
※limitedではなく、merginal

 

あまりに理解が怪しので、何度でも振り返ってみる。
DIを考える前は、素直に、ハイ/ローコンバーターを見ていた。 

 (ちなみに、👆は、SPの電線から電気を採る、パッシブ電源)

ほてちなな
5つ星のうち4.0 スルー接続には注意が必要です
2020年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
純正ナビのハイローに使用しパワーアンプロックフォードに繋ぎ、スルーをサブウーファーに 入力したところ、音質がかなり劣化しました、ゲインを8割にし、サブとパワーの間に ボリュームを設置してボリュームを7割にすることにより、劣化は改善されました

アマゾンにはこういった評価があるので助かる。
つまり、自分が販売員でカスタマーの👆のような苦情を受けたつもりで、事例検討を通して勉強できるのだ。 

 👆だとしたら、HTX-11と似たような後ろ姿をしていることに気づく。
HTX-11の『PRE OUT』は、ここで謂う『THRU OUT』と同じと考えてよいだろうか。どうも、カーオーディオ界隈の人たちの方が熱心である。チャレンジャーも多く、検討事例の宝庫である。

SWへSPケーブルを繋いでもよいし、LINEケーブルを繋いでもよい。
どうもこのようなことを指して「スルーアウト」と言っているらしい。
ネットで検索すると、みんな悩む箇所が同じらしい。

入力された信号を、他の機器へパラレル接続するための端子です。入力端子に直結されており、入力信号がそのまま出力されます。 もう1台の分配器への渡りなどに使うと、本機の出力が潰れることがありません。

よくあるご質問 / ご回答

頼みの綱の『サウンドハウス』にも説明アリ。

動画「HOW TO 【PA】パワーアンプ ~スルーアウト~」をアップしました。|サウンドハウス

フロアモニターの増設方法|サウンドハウス

つまり、パワーアンプの中で回路を並列に分岐して一方にSPケーブル端子を、一方にLINEケーブル端子を設けているらしく、この際、どちらか一方を使用しなかったとしても、回路がオフになることはない。
勘違いしていた。

 

👇イマジナリティー・アースの説明(P59)、アースループとDIのアースリフトスイッチ(P67) 。砕けた説明でわかりにくいが、内容は必須のことばかり。
中学校で習う簡単な回路は「行って」「帰ってくる」はずなのに、なんで実際にあるのは、「行って」ばかりなんだろう?と思ったら、地面に繋いでいたからなんだね。地面は0V。
イマジナリティーアースは、そのような抵抗0の「中空線」を実際に繋ぐのではなく(例えば、簡単な並列回路の一方に抵抗がない場合を考えると、意味がないことがわかる。)、実際の繋ぎを仮想的(イマジナリー)な回路図で説明したようなことらしい。
ただ、そのような無駄がない仮想なこととして図を描くことで、仮につなぎの一部が欠損したとしても、回路全体がオフにならないことが直感的にわかる。
反対に、その回路図を見たときに、「決してそのようにではない」実際の繋ぎをパッと具体的に想像できなければならないようだ。

PA入門 三訂版 基礎が身に付くPAの教科書

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直列・並列回路(演示実験)

考えているうちに不安になってくるので、実際の実験を確認しながら。
大丈夫、並列回路で一方の電球緩めたら、流れる電流は減る。
きっちり読みながら進めればよいが、時間がないので、斜め読み。
それがよくないのだけれど。
不安なので、回路の計算をいくつもこなしたくなってきているが(それが確実なような気がしてきた。)、それをし出すと、没頭してしまって生活が荒れるので、やらない。
いかにイージーモードで流しながら、理解し、実際にシステムを構築してゆくか。
なんでこんなことをしているんだろう?まぁ、いい。

つまり、HTX-11は、(SWを含めて)6つのスピーカーを「シリーズ(直列)」に繋げるのと、そのうちSLとSRの2つを「パラレル(並列)」に繋げるのを選択できる、ということだろうか。

ただ、「パラる」のは、E=√( P×Z ) の関係式において、⊿P/⊿Zのようなたすき掛けを考えて、インピーダンス(Ω)を1/nにすると、電力(W)をn倍にできるような回路のことであったはずだ。
ここらへんはどう考えればよいのだろう?なかなか理解が進まない。