葛飾北斎の富岳三十六計が素晴らしいのは言うまでもないけれど、それがスーパーカメラ云々と比較して、というのは、何に着目するかで相当違うと思うよ。
500年前に描かれたおもしろおじさん図鑑『慕帰絵詞』でさえ、波の立ち上がり時の文様に関してはすでに「同じ意匠」だからね。
あれが熊手になっている「波の飛沫く瞬間」を比べるならまだわかる。
巷間の説明におけるフォーカスが「違う」と思うよね。
むしろ、『慕帰絵詞』との違いは、人骨を専門家に師事してまで研究した成果が見られる、その人物の造作なんであって。
振り向くおじさんを集めているとよくわかる。
白い波の不思議。もう少し調べよう。よくわからない。