markovproperty.hatenadiary.com

国権、主権、主体、政体が、どう国体とつながるかは、述語に着目して、論理的に考えないとよくわからないので、とりあえず脇に置く。

イングランドの法制度における国会(立法権)の「独立」(実態は、平民と貴族の混合政体。一方で、司法:裁判の行政:王政へ従属)から、三権分立を「古い」と見做して、近現代的な内閣制度をにおける司法の独立へ展開したかを見ないとよくわからない。

今では図式的な見方が広まって、スッキリしすぎて、反対によくわからなくなっているのだ。

 

アベガWと言ったところで、日本の民主主義は、そのような流れに沿ってこの国の三権分立を進めてきたのに過ぎない。
所謂(意味不明な)「独裁」批判は、アレクサンダー・ハミルトンへのアメリカ国内の根強い批判と比較できる。
三権分立とは、権力行使の円滑化に過ぎないからだ。