markovproperty.hatenadiary.com

おふくろの味のランキングがあったので眺めてみたら、トップクラスは、肉じゃが、みそ汁、カレーライス、鶏のから揚げ。それに続いて、ポテトサラダ、卵焼き、煮魚、おにぎり、ハンバーグなど。

フランスでは「おふくろの味」ではなくて「祖母の味」と言う | エスカルゴの国から

赤字強調は引用者。
ポイントは「みそ汁」らしい。

これどうも、戦後の引き揚げが関係していたらしい。
それが原因かわからないけれど、「議論の出発点」にはなると思う。

岸壁の母 - Wikipedia

戦前の「婦人運動」であるとか、戦後の「三歳児神話」を見ても、よくわからない。
戦後の引き揚げ、民法上の(家庭に於ける)男女平等としての共同親権、70年代の(離婚原因の)「有責主義」から「破綻主義」へ。背景にある、核家族化と専業主婦。

キーパーソンが居た。香川綾という科学者の存在

さらに1956年頃には、献立の指針となる食品分類「四つの食品群」(のちに四群点数法)を提唱。

計量スプーンの考案者・香川綾という昭和の巨人 | そういちコラム

そして、一方では、結局、「おふくろ」と呼ぶ主体は、だれか?

「おふくろの味」検索結果(533件)| 国立国会図書館

おふくろの味 書誌情報 : 著者 扇谷正造 編 出版者 春陽堂書店 出版年月日 1957 目次 序に代えて/p1 わたしは風樹の嘆きをしらない 池島信平/p5 母の思い出 河盛好蔵/p19 母なあさあ 徳川夢声/p39 わが母を語る 村上元三/p61 わが母 丹羽文雄/p73 わが母の記 辰野隆/p111 心のなかに生きる母 木村義雄/p125 母 大野伴睦/p149 愛憎ふたおもて 今東光/p173 母の思い出 獅子文六/p199 扇の裏おもて 扇谷正造/p215

おふくろの味 続 書誌情報 : 著者 扇谷正造 編 出版者 春陽堂書店 出版年月日 1957 目次 母を思う 荒垣秀雄/p5 母のこと 伊藤整/p23 わが母の記 升田幸三/p33 雉子の声 角川源義/p63 僕の二人の母 宮田重雄/p91 おっ母さん 飯田蝶子/p109 語ることなし 山本周五郎/p127 二人の母 島田正吾/p135 母 大岡昇平/p163 乳色の人 三岸節子/p197 湖畔の家 中村汀女/p211 母を語る 永井龍男/p229 あとがき 編者/p245