FAQとチュートリアル

真宗研究/真宗研究50号/真宗研究50号
松金直実「近世山村社会における真宗道場の性格――越中国射水郡葛葉村名苗家を事例として――」

「惣」と道場の関係

松金 直美 (Naomi Matsukane) - マイポータル - researchmap

 

室町幕府の法概念に関する覚書松園潤一朗

義敎治世の「御法」意識の芽生えと戦国期「手続きに則り」法の進展
「法」と「理」の対立。「法」→幕府命令、「理」=世間の大法(道理と慣習)

和与 - Wikipedia

悔返 - Wikipedia

約因 - Wikipedia

“約因(Consideration)」について|法律・契約書コラム

約因(consideration)とは? | 初学者・学び直したい人のための英文契約・契約英語のオンライン講座

「本契約に定める相互の約束を約因として、本契約の当事者」までが重要だろうと思う。約因論はなかなか難しく、概念的に(抽象的に)わかったつもりになっても、具体例で混乱する。
私は、、カウサ論/約因論に於いて、法の「エーテル」論/法の「フロギストン」論のアナロジーから考えていて、

  1. 利益(契約内容)
  2. 主体
  3. 事実(外部表現)

が必要で、1に関して「対立利益」、2に関して「反対動機」、3に関して「契約書」であったり「行為」(「約束」もひとつの行為)が問われると思う。
「意思表示」というときの、「効果意志」と「表示行為」が問われるようなことである。このとき、旧い法学なら、「契約」と「合同行為」の違いを云々するかもしれない。慣習法と言うが、原器(秤)としての人間を素朴に信頼している印象だ。
外部表現がある以上、内部に合理的理由がある。このとき、「合理」とは、比例の原則であることはアリストテレスの原則である。

seibundoh.co.jp

 

さて、

 

であるが、一方で、

事例ベース推論 - Wikipedia

「推論」には「ルールベース推論(Rule-based reasoning;RBR)」、「モデルベース推論(Model-based reasoning;MBR)」「事例ベース推論(Case-based reasoning;CBR)」があるらしい。

事例ベース推論の現状と展望 (特集「事例ベース推論」),小林重治

  1. Q:海外で運転したい
  2. Q:海外で運転したいので国際運転免許証の取得方法を知りたい

1から2がどのように導かれるかというと、電話での問い合わせ事例を参照したらしい。
このとき、2のQにある「ので」と「から」との違い考えると、「ので」は客観的であり、「から」は主観的と説明されているのを見たのである。
これは探索木によって実装された「事例ベース推論」であって、また「エキスパートシステム」でないのが当然である。

チュートリアルとはどのような授業法か,福井大教育 山田 吉英

FAQもまた、「対話」による「誘導」という意味で、(エキスパートによる)チュートリアルである。

このとき、「ルールベース推論(Rule-based reasoning;RBR)」は浅い知識に基づき、「モデルベース推論(Model-based reasoning;MBR)」は深い知識に基づき、「事例ベース推論(Case-based reasoning;CBR)」が問題解決事例を与えているのだが(上掲小林)、室町の法の転換を考える時に、それらに「手続き」「概念(体系)」を割り振ると、示唆を与えるような気がする。事例蒐集が意義深いのだ。


 


www.youtube.com

音声は聞いていないのだけれど、おそらく「手続き」を懇切丁寧に説明しているおだろうと思う。画面を眺めていると、手際の良さに「納得」するのだが、一晩明けると、「あれ?」となった。

  1. 手順
  2. 概念

が結びつくとよいかと思った。

すなわち、まず最初に何をするのか。

  • 「右手」(の親指と人差し指)で紐をつまむ
  • 小指と薬指で、〈テンション〉方向(紐の「元」と「先」のうち、「元」となる方:反対側に繋いである方)の紐を握り込む

この「つまむ」「握り込む」が手順の説明、〈テンション〉が「結び目」という概念の説明になる。

有限型不変量 - Wikipedia

  1. 短くすることによってテンションを高める
  2. 束ねることによって耐力を強める

ための装置(的な処理)が「結び目(締結)」であるとき、「握り込む」方に〈テンション〉(締結)が係るのだけれど、一方で「つまむ」方には〈ルース〉(開放)が係る。この2つを利用することとなる。

これがわからないと、途中でどこをどう引っ張るのか迷うことになり、これがわかっていると、だからこの動作(たとえば、「握り込む」)があるのだとわかる(握り込んで、結局そこで引っ張らないと、テンションが係らず、結び目を締結できない)。

間違えると、ゆるんじゃう。
イメージとしては、まっすぐな紐を引っ張っているところに、紐を絡ませるような感じ(だから、どこで引っ張っているかを常に意識することが大事)。
これをまことに手際よく見せるものだから、(音声がないと)よくわからないというね。

 

一端購入したが、カスタマーサービスで購入取り消し。
好い本だと思うが(詳しすぎて、量子力学のスピンまで説明している。紐を結ぶのにそこまで要るかな?)、本格的過ぎるので、まずはWikipediaとサンプル分を読み込んでから、

熱が冷めるのを待って、購入するならとりあえずこちらから検討する。


僕らが幼児のころ、だから相当昔だけれど、小学校に上がる前に蝶々結びが(当然)できるようにしておいてくださいって言われて、親に教わったものだけれど、そこからあやとりとかね、して遊んだ。

自分に子どもがいたら、生活の基礎として、ロープワークも教えてよかったなと思った。居ないけれど。