嘘つき問題

 

超絶難問論理パズル アタマの底力をひきだす72問 (ブルーバックス)
 

 
というわけで、途中まで飛ばして、いきなり『難問』に挑戦。
役名(A,B,C,D)本名(a,b,c,d)そのうち一人は、ジョーカーで、(ジョーカー役の人は、自分は「ジョーカー」だと思っているので、本名については、「そうではない(⦅私はジョーカーであって⦆xではない⦅¬x⦆)」と言うのが「本心」⦅嘘ではない⦆という設定)。rとsは嘘つき。
それぞれの表明は、A「¬p」,B「¬q」,C「¬r」,D「=s」

立ち読みなので、答えまで見ていないが。
たぶん、こんなことではないだろうか。

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P:person(本人),Rol:Role(役),A:assert(表明),V:Value(論理値)

VP∧VP∧A∧VRol2から¬⊥- not error となればよい。
第三段階(3rd)においては、error が現出するのであらためて、仮にそれまでの試行が正しかったとしてその結果を受け入れて、二値(pq)間の問題に置き換え、3rd' を試行した。
そうすると、すべての Value が not error となるので、求める結果を示しているだろうと思う。
嘘つきがジョーカー役であると、「私はsである」と言うのは、ジョーカーにとって嘘であるから、正しい、ということ。二重否定のような効果(嘘つき問題の定番)。


丁寧に答えるとこうなるというだけであって、アテを付けて考えただけだけれど。
こういうことなら、すぐにわかるのだけれど。