「打率」と打撃平均 BATTING AVERAGE

👇これ、ボクの小学校の同級生にも、居たよ

算術平均の定義

算術平均 - Wikipedia


👇左の模試の結果の比較は、実際に、ワタクシの中学生のときにあったことです
(点数は適当)

f:id:MarkovProperty:20191008220818j:plain

 この児童の理解の仕方を受け入れて、敢えて(コレに限って)説明を試みるなら、👇こうなるかな
「加法性」ということを踏まえて

f:id:MarkovProperty:20191009003333j:plain



言いたいことはわからないではないが、それでは納得しないだろう。
10割と10割を足しても10割だから。

1=1.00
彼は闇雲に分母と分子をそれぞれ足しているのではなく、それが「打率」に等しいことを言っているのであるから、
彼の計算では、1+1=1.00(10割)《足す》1.00(10割)《は》1.00(10割)
となるはずで、彼は納得せずに、
例えば、
1+1=2/[1]+[1]=1
を区別するだろう。
ここで彼が主張するのは、こうであるはずである。

 [1]+[1]=1が正しい場合もある

言い換えると

 部分的に正しい
こととして、[]に入れてしまうと、[1]+[1]=1

すなわち、


 1+1=2より(1/2)+(1/2)=1であるから
 これで部分化された等式を還元すると
 [1]+[1]=(1/1)×(1/2)+(1/1)×(1/2)=1

それだけで理解に近づくのではないだろうか。
それでは最初の彼の計算に戻る。

 [3/5]+[2/3]=5/8 は部分的に正しい。
 5+3=8より(5/8)+(3/8)=1であるから
 これで部分化された等式を還元すると
  [3/5]+[2/3]=(3/5)×(5/8)+(2/3)×(3/8)=(5/8)

矛盾を殊更に言うのではなく、この場合に限っては、「部分的に正しい」ので「それを表現してみよう」(加重平均の意味と計算方法 | 統計学が わかった!

先ほど、算術平均は、A=(1/n)Σfと記述したが、
ある事象群{x}の度数群{f}の比を表わす群{℘}を考えると、
A=Σ(xf)/Σf=Σ(x℘)であるとき、(Σ℘=1で){f}={1,…,1}
で与えられる(特殊な)場合であるし、
これに対して「通算」とは
Σ(xΠfexp)/Πfを、(特殊な)比例式Y=(Πf)Xに当てはめて考えたときに、
Y=XをY=kXに転写すると言える。

f:id:MarkovProperty:20191011053349j:plain

比と比例 - 学ぶ・教える.COM
👇オーソドックスには、「内包量」であるとか「外延量」であるとか
http://www.educ.juen.ac.jp/educ/wp-content/uploads/134.pdf