【算数ネタ76】Apple入社試験
— 前田 健太@算数好きの先生 (@mathmathsan) 7 januari 2020
テーブルにコインが100枚、並べられています。10枚は表が、90枚は裏が上になっています。あなたは、目隠しをしています。さらに、手触りでも表裏はわかりません。表が上になっているコインの数が同じになるように、コインを2つの山に分けてください。 pic.twitter.com/zzIk0dyQKZ
この問題は、本当は(日本語読解の文章としては)おかしい。
(つまり、フツウに考えられる人が解けない、ことの方が(文理的に)妥当)。
しかしそれでも、これを我々は「算数の問題」として認識することができる、なぜか。
算数の法則性を確信するからである。
問題文では「分ける」即ち「成る」なので、one actionで直ちにrealizeできることを求めている。
しかし、解答では、「分ける」+「ひっくり返す」=「成る」であり、two actionでrealizeする。
ただこのとき、法則性により、「ひっくり返す」"迄もない"のである。
そのとき、「直ちに」と等しく見做せるのである。
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