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このフランス人が言う「形式」に興味があるのだが、辿り着かない。

フランス人は「形式」によって英語を国際語にしたが(もうひとりは、海のチンギスハン、バイキングであるかもしれない。イギリス人は英語で支配したと言われるが、海洋上の被支配の言語であったわけだし、だから、海洋上の支配言語となったのかもしれない。)、フランス語は英語の後塵を拝した。むしろ数学は、言語の順序性による回帰で以て無限を式の上に表現することに成功して、イギリス以上に発展したが、機械言語は後塵を拝した。

※数学の言語化、言語の数学化というと、いかにも分かった風になるが、もとより数学には、図解的側面と表解的側面と読解的側面がある。普通は、幾何と解析であったり代数としか区分しないが、図解である幾何以外では、おそらく帳簿記録(簿記、会計)から発達したであろう左右表解的(俯瞰的、結果的、同時的)理解と算詩から発達したであろう前後読解的(順番的、経過的、継時的)理解があった(ちなみに、図解は開閉的理解であって、コンパスと定規で構成される)。このとき、文字(或いはそれ以前のしるし)は、後代の算木のほかそれ以前の素朴な道具と同じで、操作対象として、この理解と理解の発展を支え、これらの理解を橋渡しした。

そのようなフランス人の言語に於ける「形式」の発展を見られるだろうか。

 

シュリ・プリュドム        1839年3月16日 - 1907年9月  6日
シャルル=ピエール・ボードレール 1821年4月  9日 - 1867年8月31日

第五章 若干の高踏派詩人(一八六〇―九五年)
 (一)アルベール・グラチニー/(二)レオン・ディエルクス/(三)シュリ・プリュドム/(四)フランソワ・コペー/(五)アッケルマン夫人/(六)ジョゼ・マリア・ド・エレディア/補註

第六章 ボードレール
 (一)影響と初期作品/(二)『悪の華』 ―ボードレールのテーマ/(三)ボードレールの美学/(四)ボードレールの芸術とその影響/補註 

 

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