「大艦巨砲主義」ってネーミングがよくないんだよな。
「戦艦抑止主義」なんだよ。「核抑止」の前段なんだ。
戦前読み間違えたのは、日本自身が「主体主義」に拘泥していたせいで「アメリカ人の気質」を見ていたからであって、本当は「戦争を長期化しやすい政治経済体制」だったのではないかと思う。
自分は
『硫黄島の手紙』は日本人好みのメロス(○melos、×mellow。メロドラマ)なエンタメだと思う。
『父親たちの星条旗』はロジカルなエンタメだ。
帝国陸軍は「兵は優秀、将は」云々は、単純に「レーハーゲルシステム」をとっただけで、戦術の問題。「戦術」と言ってしまうと、誰でも同じように「できる」と誤信してしまうが、そうではないということ。
同じように、アメリカにはアメリカの「戦術」があった。
戦前日本は誤信したが、プーチンも誤信したか。
短期の軍事的勝利を目指さないのは、コストを間延びさせるだけかもしれない。
特に民主党政権で戦争を長期化させる傾向がないかを早急に分析すべきだ。