「ことば」と「ところ」と「こころ」の違いって何だろう
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ドイツ人は「タフ」は深淵だが(要は、「見下す」という解層化を経て、内面化してゆく過程)、イギリス人の「タフ」は複雑だ。
ヴィトゲンシュタインを考えたときに、ラッセルを見下すのは、ドイツ人の悪癖で、ヴィトゲンシュタインはラッセルからゲーデルへの移行時の存在である、との評価が妥当であると思う。
しかし、ラッセルの前には、フレーゲがいたし、直接の影響を受けたは、カントであるだろう。カントを考えると、ライプニッツからフォン・ノイマンまでのドイツ語圏ファミリーができる。いわば「神聖ドイツ語帝国」である。言葉尻にうるさいのである。
イギリス人は、前史が被征服民族なので、行いは残忍だが、主張は強くない。強くはないが、裏の意味が在ったり、ややこしい。カポイエラのようなもので、手が使えなければ足を使う。とにかく、しぶとい。このしぶとさは、尋常でなく、昨今の、ウクライナロシア戦争でも、ブレクジットの悪評を吹き飛ばした。
ブレクジットは、何だったのか
このイギリス人の尋常ならざる逞しさは何なのか。
貴族であるラッセルには、この血が流れている。
今日発売の「すばる」11月号にエッセイが載りました
— 諸隈元シュタイン (@moroQma) October 7, 2021
2ページだけですし、平常通り某哲学者のどうでもいい情報しか読めませんが、それでも1ツイートの10倍以上の1800字あって、情報密度も平常通りですから、平常以上にお腹いっぱいになると思います
僕はといえば、7年ぶりの文芸誌復帰に胸いっぱいです pic.twitter.com/Tho9pjaaDc
小説が書けるだけでも、本当はすごいけれどね。
金原ひとみはなぜだが自分でもわからないが好きで、ある時期まで新刊を全部買っていた。金原ひとみもそう思っていると信じている。
ヴィトゲンシュタインって、ドイツ最盛期の人で、出自も背景も業績も、まことにドイツ人らしいというか、面白い人だよね。
だからこそ、その周辺が気に係る。フランス人、イギリス人、そして、アメリカ人だ。本当はロシア人も出てくるはずだが、ヴィトゲンシュタインの影響を受けたロシア人、対抗的な業績を挙げたロシア人は誰だろう。
バーゼル公会議 - Wikipedia
パドヴァのマルシリウス - Wikipedia
数学史上において「関数」を発明したオイラーは、この地に生まれて、ロシアで頭角を現した。
やまと言葉の数詞の構成方法を考えていたら、ようやくヴィトゲンシュタインの「関数」と「操作」に興味がわいてきた。
(シュワー - Wikipediaより)
この数詞においてもっとも重要な事実は、「なな(7)」は、構成される数であるが、関数の値ではない、ということだ。
- ある関数‛ℱ’があって、ℱ(よろず)=よろずよろず、であるとき、よろずが万ならば、よろずよろずは憶(万×万)である。
ℱ(な)=なな、ℱ(こ)=ここ、ではない。 - ある関数'ℳ'があって、ℳ(むぃ)=なな、のとき、ℳ(ゆぇ)=ここ、であるが、ℳ(ふぃ)=むぃ、ではなく、ℳ(ふ)=いとぅお、ではない☟。
以上の事実から、
Ⅰ 関数(ペア演算)の引数として求められた数
- ふぃ(1)
- いとぅお(5)
Ⅱ 関数(ペア演算)の値から求められた数
- ふ(2)
- む(6)
- ゆぁ(8)
- とぅお(10)
Ⅲ 事実に意味を与えて求められた数
- むぃ(3)
- ゆぇ(4)
Ⅳ 構成された数
- なな(7)
- ここ(9)
「4」はⅡの性格も持ち、Ⅳには「0」も入る。
これは、(実証的な)単位がある数体系ではなく、観察(解釈)にもとづく、数詞(意味)体系である。
卑弥呼(3世紀)の時代に、「0」も10進法もあった(かもしれない)のだ(おなじ「3世紀」と言っても100年の開きがある)。
日本人は伊達に巨大古墳を作っていない(だから、「偉い」ということのほどではないが。それなりに固有の文化圏を誇っていた。土偶に10進法の痕が残されている―祈りか占いの一環だろうと言われている。「祈り」や「占い」であることが重要で、「世界」を示すのは、呪術者から陰陽師―天文道、歴道への系統なのだ)。
【参考】
「および」は指の語源であると同時に、「4」の語源であるか?
☞「みみ(つ)」は在り得たか。際に関係する語彙には、「みみ(耳)」「はな(鼻)」「つま(爪)」がある。また、眉は「まよ(目上)」だった。
「ひ(ふぃ)」「ふ」「みみ」「よ(ゆぉ)」だったか?
「よ(ゆぇ)」から「や(ゆぁ)」への変化は「ひ・と(つ)」「ふ・た(つ)」を思い出させる。
「耳(みみ)」の語源、なぜパンの耳と言うのか? | 日本語の意外な歴史
「ここ(のつ)」「こと(のは)」
ℳ(むぃ・ゆぇ)=こな(ごな)、だろうか?