歌詞の元ネタ
「青春」シリーズが終わって「俺たち」シリーズが人気を博したころ。
「木綿のハンカチーフ」、「いいえ」が複数回出てくる歌詞として代表的だ。ただその「いいえ」も
— yhkondo (@yhkondo) July 7, 2022
「はなやいだ街で、君への贈りもの、探すつもりだ」
「いいえ、あなた、私は欲しいものはないのよ」
となっていて、疑問文に応答するNOではない(全部このパターン)。日本語の「いいえ」らしい構文だ。 https://t.co/6ERADVlHtK
「いいえ」は{N}から派生した、(見た目には、NoやNotと同じ語で、)由来のわりかしはっきりした言葉らしい。ただし、「ん」が関係して、日本人苦手。
「はい」の方がよほど謎らしい。仏教の「拝」じゃないか?と言われている程度。
歌詞を見ると、ディランの詩にあった疑問形が確かに消えている。
そのかわりButが効果的に使われていて、最後にそれが、Andに変わる。
だから、ここでの「いいえ」は、Butのニュアンスが強調されているんじゃかろうか。
このとき、日本語の逆説は、発生的に「(さも)あれ+ども」があって、命令形+接続助詞のとき、
【古典】古文の接続助詞 て・して(単純接続) で(打消接続)
ど/どもに、「で」と同じ打消し用法がないのか、と思う。
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