所得に歴史あり

実は、「源泉徴収」ひとつとっても、そんなに単純な話でなかったりする。

ひょっとしたら意外な事実かも知れないが、源泉徴収って、最初から「なんか不公平」と思われていたことだったりする。

なにしろ、所得税が金持ち税制だったのだ。

理解不足なためもっとちゃんと見る必要があるが、そこで問題になったのが、急増した社債(購入)による利子課税だったりしたようだ。

つまり、源泉徴収制度には3文脈があって、

  1. 金持ち所得の捕捉。特に社債の利子所得
  2. 庶民所得の捕捉。特に給与所得(戦費調達)
  3. 国民所得の捕捉。特に給与所得(新社会建設)

biz-owner.net

これだって、源泉徴収だ。

 

ここで、気になるのが、前回の議論に関してワイマール共和国の源泉徴収制度だ。
本を読んでみないとこれはわからないな。