(メモ)働けども わが暮らし楽にならず、働けども働けども わが暮らし楽にならず

どうも長くなりすぎたので、再考。

「一旦緩急ア〇バ」
①仮定条件とすると、将来にかかる、或いは想像上の、出来事を条件節に置くので、

 将来緩急があったときには/あり得る・あり得ない緩急があったとき・あるとするなら

➁恒常条件とすると、日常的に(すでに)ある、普遍的な、出来事を条件節に置くので、

 いちいち緩急があるたびごとに/いつもどおりあるだろう緩急がやはりあったときには

①は「一旦」(一度でも)は事実の確定乃至想起を呼び込む発端である(あるかないかわからない不確実なことがあると確実になったときの、或いは実際に反する想像の上だけの、「ある」を意味する。0/1の1)。
➁は、この①との比較において、あらためて事実の有無を確定させることがそもそも必要ない、或いは実際に反して想像する余地のない、恒常的事実に関して、その起こることの其々(ひとつひとつ)である。

こう考えたらすっきりしそうだが、おかしいだろうか?

教育勅語」では、先祖が国を始めたところから思いおこし、天皇の感想を教訓の形で述べているので、この勅語があって始めてそうなる、創設されたのではなく、あらためて確認されたことが下されて気持ちをひとつにすることが求めら(る格好がとら)れたのではないかと思う。
ならば、已然形の方が自然に感じる。


また混乱していた。主節ではなく、条件節。どうも何かに引きずられている。

noschool.asia

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どうもわかりにくい。構造的な説明がないからだ。

 探して 〇 見つからない

1.逆接の仮定条件は、

 条件節内に仮定の事実を置いて(仮定条件)、主節に否定的な結果を導く(逆接)
 探してみても(まだ探していない)

2.逆接の確定条件は、

 条件節内に確定した事実を置いて(確定条件)、主節に否定的な結果を導く(逆接)
 探してみたが(もう探してしまった)

3.逆接の恒常条件

 条件節内に恒常的な事実を置いて(恒常条件)、主節に否定的な結果を導く(逆接)
 探してみるたびごとにかわらず(探そうが探さないでおこうが)

ここで混乱するのは、結果評価を先取りして(帰納的に)条件節の説明をしているかのようにみえることだ。「確定」は「未定」の謂う未然(未出)の行為に対して已然(既出)なのであって1回性の事実の新奇性を述べていて、「恒常」の謂うすべてに共通する事実の(陳腐というと語弊かもしれないが)珍しくはない様子を述べている。
「仮定」「確定」「恒常」はそのような、ずれた対称関係にある。