One who loves the truth and you,and will tell the truth in spite of you.-Anonymous                    武者小路実篤番外

 

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3冊購入。和訳版と英訳版の2冊と1冊。和訳は英訳の重訳かもしれない(知らない)。

ガザーリー - Wikipedia

イスラーム哲学者の伝統におけるアリストテレス
彼はアリストテレス哲学に回帰しようとしたが、それはアル・ファーラービーやイブン・スィーナーのようなネオ・プラトニズム的なムスリム哲学者によって歪められていたからであった。アリストテレスプラトンイデア説を拒絶したように、彼はプラトンアリストテレスの思想を融合させようとする試みを拒絶した。彼はまたアリストテレスを誤って解釈したアル・ファーラービーの論理についての作品を批判した。また中世イスラーム哲学の標準的な担い手であったイブン・スィーナーについて広範的な批判をした。イブン・スィーナーの流出論はアリストテレスには見られないものと主張し、存在は本質に対して偶有にすぎないとするイブン・スィーナーの説に反対した。有るものはそれ自体で存在し、本質は抽象化によってしか見出すことができない。また、神を必然的存在として証明するイブン・スィーナーの説を否定した。

イブン・ルシュド - Wikipedia

イブン・トゥーマルト - Wikipedia


こちらは『オセロ』の「レコンキスタ」説
西欧の他者 - ユダヤ人 Shylock とムーア人 Othello

サンティアゴ(Santiago)またはサンチアゴ、サンチャゴ は、スペイン語ポルトガル語で、聖ヤコブにちなむ名。

サンティアゴ - Wikipedia

ロドリゴ・ヒメネス・デ・ラダ - Wikipedia

イアーゴーはサンティアゴで、ロドリゴはトレド大司教らしい。
ただ、この場合、マグリブ商人のふるさとを攻撃することとなる。

ムワッヒド朝 - Wikipedia

大上治子は、「イスラム人」「ユダヤ人」と言っているところを見ると、この時代のことをよく知らないと見た。


再び、肺について。ようやく画像を見つけた。

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左:A gyógyászat kánonja – Wikipédia

右:"includes the first English translation of one of the handbooks of Avicenna"

右ではこう解説する。

The lungs are the largest organ in the body, and we tend to think in term of functions of the lungs rather than of the entire process of breathing.


DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツールによる翻訳)

肺は身体の中で最も大きな臓器であり、私たちは呼吸のプロセス全体を考えるよりも、肺の機能という言葉で考えがちである。

P.228,The Traditional Healer's Handbook: A Classic Guide to the Medicine of Avicenna - Ghulam Moinuddin Chishti, Hakim G. M. Chishti - Google ブックス

この言葉を受けて、こう言う。

 According to natural medical philosophers, breath is not the lungs as such or the air moved by them but a divine emanation of potentiality , carring the essence of every human faculty at its beginning and making it manifest in the various physical organs as it circulates through the body.  


(DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツールによる翻訳)

 自然医学の哲学者によれば、呼吸は肺でもなく、肺によって動かされる空気でもなく、人間のあらゆる能力の本質を始めに運び、体内を循環しながら様々な肉体的器官に発現させる、神の潜在能力の発露であるとされている。

P.228,同上

どうだろう。

「など」の英語表現such asの使い方と注意点まとめ

のところ、

#3005. ''or'' の語源

or(other) A or B (或いはA、或いはB)の後方へ否定のニュアンスを入れた or A but B (或いはA、或いはBでない)ということだろうか。
それが the lungs を、such as で直喩的に、修飾すると考えたらよいだろうか。
すなわち、 or the functions  but the part of the process of breathing であり、このbut は、=or not であるのだが、そうではなく、not A but Bで、not the lungs but the entire process of breathing  だろうか。
つまり、breath が the lungs を同定するかしないかである。
英語に疎いのだが、これは前者でないかと思う。
実質的な二重否定になっていて、the lungsの存在を、機能的にではなく、神秘的に(強く)同定しているのだと思う。

emanationの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB

プラトン主義の影響だろうか。「発現」であり「流出」である。
一方で、section7は "The chest and Lungs" について、section8が "The Heart" についてであるが、

 From the heart, the breath passes throughout the body, pausing long enough at each part to convey the specific properties: the sense of sight to the moist crystalline lens of the eye, the sense of hearing from union with the auditory nerve, and so forth.   


(DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツールによる翻訳)

 呼吸は心臓から全身を巡り、各部位で十分な休止を経て、視覚は目の水晶体へ、聴覚は聴神経と結合して、それぞれの特性を伝える。

P.228,同上

だと言う。これは血流だろう(と思う。section8を確認していない)。
すなわち、breath は blood によって、the entire process と呼べるのだ
※単語を拾い読みしている段階では、感情に関係しているので神経系統が(血流系統と別に)breathで何かしらを運ぶのかと思ったが、そうではないような気がする。これもsection8の"The heart"も併せて、もう少し、読み込む必要がある。)
これについては、下図(P.28)が前もって紹介されているが、この図には、心臓の記載がない(section8 "The Heart" では、上図の肺と同程度の、心臓の詳細な図解がある。)。 

 Inherent in the view of natural medicine is the idea that willpower should dominate the breath.Since breathing is a function of the autonomic nurvous system, we do not need to apply intelligence to continue  breathing,  although this should be done as a regular part of health maintainance. 
 A balancef breathing pattern is a necessary for stable emotions and intelligent living.This is obvious when one takes the trouble to catch oneself in the midst of anger.The bearth is always out of rhythm in anger, fear, or any extreme emotional state. 


(DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツールによる翻訳)

 自然医学の考え方に内在するのは、意志の力が呼吸を支配するべきだという考え方です。 呼吸は自律神経系の機能なので、健康維持のために定期的に行うべきですが、呼吸を継続するために知性を働かせる必要はありません。 
 安定した感情と知的な生活には、バランスの取れた呼吸パターンが必要です。 このことは、怒りの感情に身を任せてみるとよくわかる。 怒りや恐怖など、極端な感情状態の時には、常に呼吸のリズムが崩れている。

P.229,同上

途中で、"yoga" や "humor" 或いは "a bacterial dicomposition" "bacterial agent" の説明を加えて、

 A rational explanation for certain "miraculous" cures can be found in cases where long-standing blockages of the circulation of the breath have been removed, either suddenly or gradually .


(DeepL翻訳:世界一高精度な翻訳ツールによる翻訳)

 ある種の「奇跡的な」治療法の合理的な説明は、呼吸の循環の長年の閉塞が、突然または徐々に取り除かれたケースで見つけることができます。

P.229,同上

と言ってから適当に締めくくって、次に、肺に関する個別の症状、疾患の解説へ進む。

(同上より)
どういう変遷を経てこうなったのだろう。


2冊注文。