やっと少しわかるようになった。

今の自分には難しく感じる。

フランス語と比べたいという欲が少し出て来た。


なんのことはない。

夏目漱石が、(おそらく心理主義の立場で、乃至現象的に述べた)F+f で言いたかったことは、論理主義の立場に立てば、どうも”a”(不定冠詞)の効用(或いは、語用的な”a”)だったようである。実在において反例化することによって文脈化するからであり、そのとき対比構造に言及すると「一般的」だからである。

夏目漱石は、日本のアルフレッド・ノース・ホワイトヘッドになり損ねた人物と思っているが、ホワイトヘッドの「プロセス」(過程)を、論理主義では、「創造」が担っている。