いや、韓国人が主張しているのかな?

私は匈奴が好きなので、半島のさらにその奥の影響が気になる。

 この報道は、広島大学小林芳規名誉教授と韓国の研究グループが、古代朝鮮・新羅由来の経典「大方広仏華厳経」(東大寺蔵、国重要文化財)から、「角筆」と呼ばれる筆記具で記された、カタカナの「起源」とも見られる記号を発見したというものだ。

カタカナの起源「朝鮮説」にネットで異様な拒否反応 「真実性が非常に薄い」とウィキに書き込み: J-CAST ニュース【全文表示】

最近、歴史が面白くて、 ようやく元寇」の馬鹿馬鹿しさが明らかにされつつあるが、

  1. 新羅系仏教の普及と影響
  2. 匈奴聖徳太子の「国書」の類似
  3. 地中海世界イスラム神学の決定的影響・葛藤、後のヨーロッパ世界での克服
    「ローマ」を名乗るトルコ帝国とギリシャ帝国、ドイツ帝国
    コスモポリタンユダヤ人ネイション

はまだまだ研究が浅い。
トルコも騎馬民族系だったらしく、トルコ帝国は少なくともスレイマン1世まで宗教と民族に寛容なコスモポリタン的世界(?)だったらしい。そこにイタリア人も食い込んでいる。またそこからユダヤ人ネイションが出てくる。
そういったことを踏まえないと、ルネサンスと近代哲学さえ理解できない。
ChatGTPで大騒ぎしているのも、欧米でしょう。

 

 

要は、騎馬民族系の広範な影響とイスラムの広範な影響を見落としやすいようだ。

そもそも仏教は(もちろんインド由来であるが、中国大陸を北上して)東北から南下して騎馬民族の系譜から「逆輸入」したものだって理解が薄い。
そこに、隋と聖徳太子の外交の醍醐味があるにも関わらず、むしろ「中華神話」が根強いのだ(もともと中国で仏教と在来思想との対立が激しかった。中華思想はその在来系の発展だ。隋が東北から異民族系—境界付近なので曖昧になっているらしい—が南下してできた事実を考えると、当時の仏教の革命的意義がわかる)。そこに「新羅系仏教」がどう位置づけられるかは歴史のロマンなのだ。

 

 

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匈奴は面白い。

 

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